NOSAI茨西メイン > 組合長あいさつ
組合員の皆さまにおかれましては、日頃より農業共済事業及び収入保険事業において、ご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
新型コロナウイルス感染症が昨年5月に5類へ移行となり、少しずつではありますが、従来の日常生活を取り戻しつつある中、当組合では4年ぶりに、園芸施設共済視察研修会、第16回NOSAI茨西女性の会「つどい」、第9回ミニパワーショベルオペレーションコンテストを開催し、盛会のうちに終了することができました。
しかしながら、長引くウクライナ情勢の影響による農業資材や飼料等の高騰により、農業経営は依然として厳しい状況に置かれています。また、全国各地で大型台風や集中豪雨が多発し、各地で甚大な被害が発生しました。
昨年、組合管内では台風による大きな影響は無かったものの、畑作物共済では、かぼちゃ・スイートコーンに、6月下旬から7月上旬にかけて猛暑による干害が発生しました。また果樹共済では7月10日の降雹により梨に被害が発生し、収穫量が減少しました。
収入保険においては、組合管内の加入者は1065名(令和4年度)で、青色申告者の4割の方に加入いただきました。様々なリスクに対し補償をし、農業経営の安定に寄与することができました。また、管内5市2町と連携し、令和5年度も収入保険加入者の保険料等が助成されることになりました。各市町の助成の内容は異なりますが、加入者の負担軽減に繋がるものと思っております。
令和6年も地域の営農形態やニーズなどを踏まえつつ、農業共済事業、収入保険事業の推進に積極的に取り組み、農業保険が農業経営の基幹的セーフティーネットとしての役割を十分に発揮できるよう努めてまいります。
結びに、令和6年は「収入保険は安定農業への架け橋」をスローガンに掲げ、皆さまの農業経営の安定をサポートできるよう、役職員一同努めてまいります。皆さまのご繁栄を心よりご祈念申し上げ、挨拶とさせていただきます。